理事× フロントマン「マンション管理術」対談 vol.01 新築マンション編

理事× フロントマン「マンション管理術」対談 vol.01 新築マンション編

理事会とフロントマンは
より良い住まいをつくるチームです。
林 万喜 理事長 IDEA BLOOM
佐々木 久克 レーベンコミュニティフロント

INTRODUCTION

2011年7月完成の新築マンションIDEA BLOOM(埼玉県八潮市)。新築時からレーベンコミュニティが管理を行っており、熱心な組合活動が特徴です。組合運営も3期目に入り、「これから居住者同士のコミュニケーションを深めていきたい」という理事長と担当フロントマンに、“マンション管理術”について話を聞きました。

理事会の出席率は毎回100%

牛久保 千恵氏(以下牛久保氏):
マンションにはどんな方が住んでいますか?
理事長・林 万喜さん(以下林さん):
全41世帯で、30~40代の、小さな子どもがいる家族が多いです。組合運営は3期目に入りました。少しずつですが、居住者同士の顔が見えるようになっていますね。今期から理事の名前を掲示板に常時貼り出すことも始めています。居住者同士、相談しやすい環境をさらに作っていきたいです。

フロントマン 佐々木 久克(以下佐々木):
ご入居から3年目、さらに一歩踏み込んだ形でコミュニティ作りのお手伝いをしていきたいです。その土台となるのが、居住者の皆様に組合運営に関心を持ってもらうこと。組合が直面している課題については全戸アンケートを行うなど、お一人おひとりが意見を発信できるよう心掛けています。
牛久保氏
お仕事がお忙しい世代の方が多いと思いますが、組合運営で工夫していることはありますか?
佐々木
携帯電話やメールなど気軽に連絡を取り合える体制にして、理事様の不安や疑問はすぐに解消できるようにしていますね。理事会には徹底してわかりやすい資料を準備し、話し合いが有意義に進むようサポートします。IDEA BLOOMでは、理事様の「力を合わせてより良いマンションにしていこう」というお気持ちが強く、理事会にはほぼ毎回全員が出席されています。平均的なマンションでは出席率が7~8割にとどまる所が多いなか、とても高い出席率です。

林さん
実は皆、「管理組合って何をするの?」という状態からのスタートだったんです。就任当初は、佐々木さんに組合のことを一から説明してもらいました。建物の修繕など何十年と住み続ける上でのクリアすべき課題や、日常生活での問題について、まず知ることから始めたんです。最初は不安だらけでしたが、現状と将来像を把握できたことで前向きになれました。以来、理事会では毎回活発に意見交換が行われています。わからないことはすぐに佐々木さんに相談。必ず迅速に答えをくれるので、とても助かっています。

小さな工夫で居住者同士の交流のきっかけを生み出す

牛久保氏
居住者同士の交流を深めるために取り組んでいることはありますか?

佐々木
3期目に入った時に、過去2年間で組合として取り組んでいないことを洗い出してみたのですが、その一つが消防訓練でした。理事会で企画し、今年4月に初めて実現したんです。避難・消火・通報の基本訓練のほか、消防署員による講習会を行いました。多くの方にご参加いただけるように事前に避難経路の案内を全戸配布するなどして、広報には工夫しました。
林さん
訓練には子どもたちやご高齢の方も積極的にご参加いただきました。居住者同士、お互いの顔が見られたことが収穫でしたね。小さいお子さんやご高齢の方といった、災害や火災などの緊急時に手助けが必要な方がどこにお住まいなのか、把握するきっかけにもなりました。日々のあいさつから、時間をかけて地道に交流を深めていこうと思っています。

牛久保氏
これから、どのようなマンションコミュニティを作っていきたいとお考えですか?
佐々木
エントランスフロアを活用して、皆様が集える場を作るご提案をしていこうと考えています。季節ごとにイベントを実施できたらいいですね。例えばクリスマスツリーを購入して点灯式の飾り付けやクリスマス会を開催するなど、居住者様同士が交流する機会を増やせたらと思っています。現在は、会話のきっかけにとエントランスフロアに四季折々の花を飾っています。
林さん
佐々木さんからは、ご自身の経験談や他のマンションの参考事例などを交えながら、さまざまなアイデアを提案してもらっています。それらを基に、いかにしてより快適な住まいにしていくのか、居住者全員で協力しながら考えて行動できる環境を作っていきたいですね。

居住者目線を大切にした、きめ細かいサポート

牛久保氏
長く快適に住み続けるために、どんな管理が必要ですか?

佐々木
建物の不具合を長く放置するほど、大きな工事、大きな予算が必要になってしまいます。築3年目と新しいからこそ、今のうちからできる修繕を適切に行っていくことが大切です。約10年後に迎える大規模修繕工事に向けて、組合の資金をどう運用していくか、管理費をいかに削減して修繕積立金を貯めていくかということもご提案しています。
牛久保
マンションの資産価値を意識して管理することも重要ですね。
佐々木
はい。担当マンションに訪問して建物の巡回チェックする際は、かなり細かい部分まで目を配っています。現在、管理員や定期清掃部隊とともに、汚れが気になる箇所について目標と達成期限を設定して、日々の清掃に取り組んでいるところです。ほかにも外の植栽の見栄えなど、美しいマンションを長きにわたって維持するために、手入れや清掃が行き届くよう配慮しています。
林さん
佐々木さんは毎日生活している自分たちよりも、細部にまで良く気がついてくれるんですよ。たとえば、階段の天井部分までチェックしてもらっていて、「ここまで見てくれたのか!」と、驚くほどです。
牛久保
これからの抱負を教えてください。

林さん
佐々木さんにはこれからも毎年、理事会の支えになってほしい。私たちの相談に常に真摯に返してくれるその前向きな熱意を、今後の理事にも伝え続けてもらいたいですね。理事会とフロントマンは一つのチームですから、いつも頼りにしていますよ。私は理事を退任しても、何かあれば佐々木さんに連絡して、相談したいと思っています。
佐々木
当社のポリシー「迅速・安心・誠実」を皆様にご提供するために、私自身も「やる・すぐやる・必ずやる」ということを信条にしています。居住者様の声を聴くために、できる限り直接伺って交流を持ち、受けたご相談にはすぐにお応えしていく。私も自宅はマンションなので、同じ居住者目線を大事にして組合のサポートをしていきます。
  • IDEA BLOOM(イデアブルーム)
    住所/埼玉県八潮市      竣工/2011年7月
    規模/41戸 地上8階建

  • IDEA BLOOM(イデアブルーム)
    住所/埼玉県八潮市      竣工/2011年7月
    規模/41戸 地上8階建
  • 林 万喜さん
    IDEA BLOOM
    管理組合理事長
    お子様の小学校進学をきっかけにIDEA BLOOMをご購入。明るく前向きなリーダーシップで理事会を引っ張っている。
  • 佐々木 久克
    レーベンコミュニティ
    フロントマン
    不動産業界で、マンションの企画・分譲・販売職で経験を積んだ後、レーベンコミュニティのフロントマンに。「社内の誰よりもマンションが好き」と自負する。
  • インタビュアー
    牛久保 千恵さん
    フードプロデューサー。レーベンコミュニティの居住者様向け季刊誌『Smilax』で食のコラムを連載中。

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